2018/8/9
  • プレスリリース

【プレスリリース】肩こりを防ぎ日本を救う!?「働き“肩”改革実現会議」開催

~全力で取り組む整体×骨盤「カラダファクトリー」が実行計画を策定~

「ストレスによる肩こり」「デスクワークや残業が招く肩こり」などの状況に直面している、日本のビジネスパーソン。その肩をどう救うべきか……。こうした中、働き“肩”改革の実行計画を策定するため、人のカラダや肩こり事情に詳しい有識者たちが一堂に会し、働き“肩”改革実現会議を開催。肩こりに対する認識を正し、状況の改善を目指します。

肩こりがひどくなると頭痛も招き、精神的に不安定になることもあります。仕事に力が入らず、仕事が嫌になり、ますますストレスは増えという悪循環に陥ります。そんな中、肩こりを招く要素はどんどん増えています。スマホ、PCの利用増、ストレス、残業などなど、働き方改革が進んでも、なかなかこういった要素は消えるものではありません。肩こり人口が増えると、働き方改革が目的のひとつとする生産性の向上も阻害するかもしれない……。

そこで整体×骨盤「カラダファクトリー」は、日本の未来のためにもこの現状をどうにかしないといけない!と立ち上がり、整体師、技術総責任者、研修総責任者などを集め、働き“肩”改革を大真面目にスタート。そして今回は働き方改革にも準じ、実現会議を開催しました。

会議で有識者たちは、肩こりを引き起こす数々の問題を提起しています。
・ストレスが原因で、交換神経ばかりがオンになっている!
・本質的な問題を把握していない(原因を誤解している)人が多い!
・通勤時間も含めて良くない習慣が蔓延している!

これらの改善策とともに、働き“肩”改革実行計画の骨子も作成。そこには企業への整体師の派遣、肩こり手当の実施、肩こりに優しい職場環境の整備といった項目について提案がありました。

■会議の内容はこちらからご確認いただけます。

働き“肩”改革 第2回「このままだと日本が危ない!?~働き“肩”改革実現会議を開催~」
https://karada39.com/journal/post/hatarakikata-02/

【会議の開催概要】

開催日:2018年6月20日
開催場所:株式会社ファクトリージャパングループ本社

以下に会議の内容もそのままご紹介いたします。

【会議出席者】

有識者:
大貫隆博 – 整体師・ボディデザイナー
(株)ファクトリージャパングループ技術総責任者。日本最大の ファッションショーではトップモデルのプロポーションを美しく整え、女性誌で日常のダイエットやストレッチ指導・監修を行うなど、幅広く活躍。

楠原将平 – 整体師・スポーツトレーナー
カラダファクトリーの店長、エリアマネージャーを経て、スポーツセクションのマネージャーに就任。全日本女子レスリングのトレーナーとして世界大会にも帯同し、選手たちの体調面・精神面からのサポートを行う。

田村義信 – 整体師
整体師・ヨガ資格専門学校YMCメディカルトレーナーズスクールの校長。(株)ファクトリージャパングループ研修総責任者として整体師に向けた技術・サービス研修を行っている。

【会議の内容】

■ビジネスパーソンの肩こりの現状と改善提案

――それでは働き“肩”改革実現会議を開かせていただきます。まず、ビジネスパーソンの肩こりの現状、そして改善案について皆さんからの発言をお願いします。

緊張モードで交感神経ばかりがオン……ストレスからの肩こり

大貫 ストレスフルな生活を送っているビジネスパーソンの多くが肩こりに悩まされています。これは根本的なところでは自律神経の乱れが関係していると考えられます。ストレスにより緊張モードが長く続くと、血管を縮める交感神経ばかりがオンになり続け、血流が滞りやすくなる。そこへ姿勢の悪さや運動不足が加わって、肩こりのみならず、さまざまな症状となって現れてくる。

男性だと30代、女性だと40代から副交感神経のパワーが落ち、交感神経優位になりやすくなるという調査データがあることも有名です。意図的に副交感神経が優位になる時間を作る、定期的なカラダのメンテナンスをする、運動をするといったことが必要になると思います。

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本質的な問題を把握していない人が多い

楠原 お店に来られる方と接していると、肩がこっているという事実は認識しているものの、原因について考える方は少ないと感じます。単にパソコンをやっているから肩がこる、今の仕事をしていれば肩がこるのは仕方がないとあきらめてしまっている方が多いんです。

肩こりの原因はさまざまです。パソコンを操作している=肩がこるというわけではなく、仕事中の姿勢が良くない、作業を長時間続け過ぎている、目が疲れている……といったことも考えなくてはなりません。中にはメガネを変えたら肩こりが改善したという人もいます。

肩こりはさらなる体調不良に続くスタートライン?

田村 原因が多様であるのと同様、肩こりから派生するカラダの不調が多岐にわたることも周知すべきかもしれません。はじめは肩こりからですが、それが頭痛につながり、寝つきの悪さにつながったりもする。不定愁訴(ふていしゅうそ)という言葉があって、何となく体調が悪いけれども病院に行っても原因がわからないような状態を指します。

肩こりや腰痛もその症状の一つと言えるし、原因にもなっていると思います。しかもカラダだけではなくメンタル的なものとも非常に複雑に絡み合っていることも知っておいたほうがいい。

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改善策は、簡単に言うと自分が楽しい、癒やされる、安心する時間を作ることが大切だと私は考えています。それが運動である場合もあるでしょう。リラックスして楽しむこと。すると、交感神経優位の状態から副交感神経優位な状態に持っていくことができます。

議長 肩こりはスタートラインという印象はありますよね。万病の元とまでは言わないまでも、最初に出てくる初期症状のような位置づけ。ビジネスパーソンのカラダの不調というと、以前はおじさま方の腰痛というイメージでしたけど、今は肩こりや眼精疲労など上半身化していて、女性も悩まされていると思います。

肩こりを放置するのは会社にとっても危険!?

議長 肩こりがひどくなると別の症状へと派生していく、その状態がもっと進むととてもやっかいなことになりますよね。

田村 確実に言えるのは、やる気が起きなくなるということですね。前向きな気持にならなくなる、メンタルが沈んでくる……。

楠原 うつのような状態ですね。日常的に痛いとやっぱり病みますからね。間違いなくそちらの方向に進んでいってしまいます。

大貫 そういう方が社内に増えていくと、会社としても徐々に活力を失うことになっていく。これは会社やビジネス社会全体にとっても無視できない、避けなくてはならない事態です。

楠原 ただ、実はメンタルが落ち込むに至る前に、その状態を脱することはそれほど難しくないんですよね。初期段階であるほど、対策を講じることは可能です。

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ビニール傘があるじゃないですか、あれ、ずっと使っていないとバリッバリにくっつきますよね。人間のカラダもあれに似た状態になる。動かさずに放置しておくと固まってくる。骨格も歪んでくる。傘の骨がゆがむと開きづらくなったり、スムーズに作動しなくなる。常に動かしたり、適切なメンテナンスをしたりしてあげれば傘もやわらくなるし、筋肉も柔らかくなります。

議長 わかりやすい例えですね(笑)。

■働き“肩”改革実行計画の骨子を作成

議長 ではここまでの意見をまとめて実行計画の骨子を作成したいと思います。

通勤時間も含めた生活習慣の見直しを!

大貫 一つは仕事だけでなく生活全般の中でどのようなストレスを受けているかを一度整理する必要がある。すべてのストレスを解消するのは難しいですが、回避する方法を考えたり、専門家からアドバイスをもらったりすることはできると思います。

肩こりのリスクを高めてしまう習慣についても同じです。リストアップして改善したいところですね。前傾姿勢での長時間のパソコン作業、通勤電車でのスマートフォン使用、階段を使わずエスカレーターにばかり乗る、水分補給を怠る、ベッドでも深夜までスマホを使う……1日を追って見直すと、良くない習慣がいくつも見つかるのではないでしょうか。

田村 仕事中でもなるべくこまめに休む、休憩中は外に出て気分転換する、ストレッチなどをしてカラダを動かすといったことができるといいですね。それと、企業への整体師の派遣を積極的に進めてもらえると、施術だけでなく専門家による情報提供やアドバイスも受けられるはずです。

企業へ整体師を派遣してきっかけ作り!

議長 整体師の企業への派遣は弊社でも行っていて、最近はIT企業さんなどで利用が増えていますね。

それと、私は「肩こり手当」という制度を推したいです。整体の施術が受けられるチケットを福利厚生の一環として会社が提供するのはどうでしょう。

楠原 チケットを配れば、整体に通ったことのない人でも「受けてみようか」というきっかけにもなるかもしれない。

中には揉みほぐされるのが苦手という人もいるけど、その場合はカラダのいろんな部分を伸ばすとか、いろいろやりようがある。それを体験して、「いいかもしれない」と思っていただければ。週に2回とか、整体を受けることを習慣にしてもらえれば、徐々に肩こりをはじめとする不調も改善していきます。

田村 我々がお客様と接して話し、実際にカラダにさわってみてわかることはたくさんあります。筋肉が張っていることもあれば、逆のケースもある。自律神経が過敏になっていて休まっていないような状態だと、コリはほぐれているけれど、逆に元気がない、ぐにゃぐにゃした感触が伝わってきたり。あとは冷えているとか、熱を持っていたりとか、そうした情報を得れば原因を特定していくことも可能です。

肩こりリスクの少ない職場環境に!

議長 他には、肩こりに優しい職場を作ることも大事だと思います。椅子に座るときに正しい姿勢を作ってくれる「バックジョイ」などのグッズの使用を会社が認める、むしろ積極的に推奨して支給してほしいですね。

大貫 姿勢は猫背も良くないんですが、逆にデスクワークをしていてどんどんお尻が椅子の前の方にズレていってのけぞるのも良くないんですよね。

楠原 姿勢が悪くなりやすい椅子やデスク、目が疲れやすいライティングなども問題。これも改善の余地があるはずですね。

議長 パソコンはできればノートPCより、デスクトップPCのほうがいいと個人的に思います。ノートPCは下を向いて作業をすることになってしまうので。

大貫 スマホやタブレットも同じですね。眼精疲労にはブルーライトカットのフィルムやメガネの使用も効果がある。
とにかく習慣と環境を変えていく。これが大事なんじゃないでしょうか。

議長 みなさんありがとうございました。それでは意見をまとめ、以下を実行計画の骨子とします。

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働き“肩”改革実現会議は以上となります。
今後は実行計画の実現を目指します。

■働き“肩”改革実現会議の内容、及び過去の内容はこちらから

働き“肩”改革 ~肩こりに悩む労働者に向けての実行計画~
https://karada39.com/journal/post/hatarakikata/

第1回「日本の肩こり事情調査~今ビジネスパーソンに起きていること~」
https://karada39.com/journal/post/hatarakikata-01/

第2回「このままだと日本が危ない!?~働き“肩”改革実現会議を開催~」
https://karada39.com/journal/post/hatarakikata-02/

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カラダファクトリーは、延べ1,100万人以上の施術実績を持ち、カラダの悩みを根幹から見直す、カラダと健康の総合サロンです。海外国内300店舗以上展開しています。

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【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社ファクトリージャパングループ
広報:海野・野村
TEL:03-6272-4920(担当部署直通)
E-Mail:pr@karada39.com

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